理事長挨拶

ごあいさつ

皆さんこんにちは。しんくら歯科医院の藤井秀紀です。
この度前理事長花田真也先生のご指名と理事会承認をもって理事長職を引き継ぐこととなりました。

思えば鈴木先生のご講演を受講し床矯正に取り組んで20年ほどたちます。その間床矯正のメソッドもどんどん改良されわかりやすく効果が出やすいものへとブラッシュアップされ体系が整ってきましたが、一番大きな変化は創設者の鈴木設矢先生の私的勉強会であった床矯正研究会が法人化されて組織運営となったことです。
これによって会の運営する各種セミナーだけでなくSNSでの症例相談、スタンダードコース、地区フォーラム、全国大会等といった様々な学びの場を提供できるようになり、会員の皆様により床矯正へ取り組むにあたっての情報提供をできるようになりました。
これはひとえに前理事長花田真也先生の熱意とご尽力の成果に他なりません。
創設者の鈴木設矢先生が提唱された「床矯正を文化に!」というお言葉が実現できるよう、会員の皆様による床矯正治療の実践を理事、評議員一丸となって支援していきたいと考えております。

小児矯正への想い

私は成人の全顎の問題を包括した総合治療も行っておりますが複雑な口腔崩壊の症例ほとんどに歯の位置異常や咬合の異常がみとめられます。成長期に歯列・咬合の異常を放置したことにより問題が複雑化して悪化していったのは明らかです。
ですので予防歯科的にみても成長途中の小児期に歯列咬合を整え、BFT(バイオファンクショナルセラピー)により正しい成長パターンに戻していく事で健全な歯列咬合を獲得できれば、成人になってからのう蝕、歯周病、咬合崩壊を高い確率で防ぐことができると強く強く実感しております。ですので小児期にBFT(Bio-fanctional therapy)を含む小児矯正で健全歯列と顎骨を育てるのが当たり前の社会にしていきたいのです。

日本床矯正研究会の今後の活動について

鈴木設矢先生が提唱され花田先生が発展させた「床矯正を文化に!」を日本中はもとより海外にも広めて会員を増やし、同時にそれを頑張っている同志の会員の皆様への情報提供や治療相談の充実を図っていく所存でございます。
会員の皆さまにおかれましては、ぜひとも全国大会を始めとする会の活動へのご参加やご協力をお願いいたします。