認定医制度施行規則

第1章総則

第1条

本制度は、小児矯正の標準的知識と経験を有する歯科医師を養成し、広く社会の歯科医療の向上に貢献することを目的とします。

第2条

第1条の目的を達成するために日本小児矯正研究会（以下「POJ」という）はPOJ認定医（以下｢認定医｣という）を認定し、認定証を交付します。

第3条

第3条認定医はPOJのホームページ上の認定医名簿及び会員検索ページに掲載します。
掲載する医院住所は一医院のみとします。
※主たる勤務先（開設管理者として登録している医院など）を掲載します。

第2章認定を受けるものの資格

第4条

書類申請により認定を受ける者は、次の項目を全て満たす事とします。

日本国歯科医師の免許を有する者
直近3年以内に全国大会への出席が1回以上を含むPOJが指定するセミナーに出席し3年間に合計30pt以上獲得している者
申請の時点で継続して3年以上本会正会員である者
可撤式矯正による矯正治療例 3例の提出
1. 術前検査①結果（口腔内写真・パノラマレントゲン・顔写真・機能検査結果）
2. 治療経過
3. 術後検査②結果（口腔内写真・パノラマレントゲン・顔写真・機能検査結果）

第3章認定の方法

第5条

認定を受けようとする者は、認定申請料を添えて次の項目を認定医審査委員会に提出します。

申請期間は毎年9月〜12月とし、翌年1月〜3月に審査を行い、4月に認定合否を申請者に通知します。合格者は本会ホームページに認定医として掲載します。

新規申請には、3年間に全国大会1回以上の出席を含む、合計30pt以上の単位が必要です。

区分	内容	pt	備考
公式セミナー	全国大会参加	10	3年間で1回以上出席
	ポスター発表	10	加算Pt、3名まで共編可
	地区フォーラム参加	10
	オンライン症例相談・発表	5
	標準化プログラム受講	1	1講義につき1Pt

新規申請に必要な書類
1. 認定申請書 (様式1)
2. 履歴書 (様式2)
3. 研修実績報告書 (様式3)
4. 矯正治療症例集 3症例 (様式4)
5. 認定医申請提出用テンプレート (様式5)
6. 歯科医師免許証 (複写)
7. 顔写真
8. 審査料 10,000円
9. 認定医登録手数料 30,000円

第6条

認定に際しては認定医審査会で書類審査を行い、理事会の承認を受けて認定証を交付します。

第7条

前条に定める既納の諸費用は、いかなる理由があっても返還しません。

第4章　認定審査会

第8条

認定の適否を審査するために、認定審査会（以下「審査会」といいます）を設置いたします。

審査会は本会役員で構成します。
委員長は理事が委嘱し、任期は2年とします。
審査会は必要に応じて開催します。

第5章資格の更新

第9条

認定医の更新は5年ごとに行ないます。

更新申請には、5年間に全国大会出席を2回以上含め、合計40pt以上の単位が必要です。

区分	内容	pt	備考
公式セミナー	全国大会参加	10	5年間で2回以上出席
	ポスター発表	10	加算Pt、3名まで共編可
	地区フォーラム参加	10
	オンライン症例相談・発表	5
	標準化プログラム受講	1	1講義につき1Pt

更新申請には、下記の書類を準備します。
1. 更新申請書(様式3)
2. 更新手数料 20,000円

第6章資格の喪失

第10条

認定医は次の各号の条件を欠いた場合、審査会の議を経て資格を失う場合があります。

本人が資格の辞退を申し出たとき
日本国歯科医師の免許を喪失したとき
本会会員資格を喪失したとき
認定医の更新手続きを行わなかったとき
審査会が認定医として不適当と認めたとき

第7章補則

第11条

この規則の改定は、審査会の議を経て行うことができます。

第12条（付則）

この規則は2025年9月1日に施行します。